槇玉淑先生の『自分の手相』
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槇玉淑先生は、二十年ものキャリアを持つ運命鑑定家として、これまで多くの人々の悩みを解決されてきた実績をお持ちです。先生は、従来の「宿命」を主体とした運命学では真の問題解決にはならないと説かれており、それに対し、人間の身体に直接結びついた「手相」は、自らの力で運命を避けたり、変えたりすることも可能にする占術であると強調されています。
本書『自分の手相』は、まさにその先生の誠意と情熱が詰まった一冊と言えるでしょう。手相の判断は素人には難しいとされがちですが、先生は科学的かつ合理的な西洋相法と、長い歴史に支えられた東洋相法の秘法を見事に融合させ、非常に分かりやすく展開されています。
人間にとって手は、すべての行動の始まりであり、生きるための証拠そのものです。本書は、旧約聖書や東洋相法の古書、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの記述など、何千年もの歴史を通じて手相が研究され、体系化されてきた事実にも触れており、その奥深さと普遍性を改めて認識させてくれます。
特に注目すべきは、先生が手相を他の運命学と明確に区別している点です。生年月日などで判断する九星術や占星術など数多ある運命学の中で、手相は人間の肉体に直接結びついており、確率や公式では導き出すことのできないものとされています。これは、生まれて間もない双子の赤ちゃんでさえ、同じ生年月日を持ちながらも、手のひらに刻まれた主だった筋の刻まれ方や伸びていく先が全く異なり、それぞれ全く別々の人生を歩むことから証明されています。私たち一人ひとりの生き方や考え方が違うように、手のひらに刻まれるシワも全く異なるのです。
この『自分の手相』では、まさにその神秘が解き明かされています。掌紋(手のひらの線)、型(手の形)、指、色(手のひらの色)、爪といった、手の様々な要素が「あなた自身を語る」とされており、自己の内面、才能、天分、そして行く手に待ち受ける幸運や障害のすべてを手相が教えてくれると述べられています。
「自分とは一体何なのか、この世で何をなすべきか」といった、人間が古くから抱き続けてきた至福への願い。本書は、自らを知り、相手を知り、その動かされていく先を知りたいと願う全ての人にとって、その知恵の光となることでしょう。
手相家として、私は本書が単なる占いの本にとどまらず、自己探求と人生の航海図として活用できる、非常に実用的かつ哲学的な一冊であると強く推薦します。手を通して、自分自身の運命を「避ける」「変える」可能性に気づかせてくれる、まさに手相の真髄を伝える書籍です。
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