『宝くじ当選者の手相』けんたろう

けんたろう『宝くじ当選者の手相』

「もし、宝くじ高額当せん者の手のひらを見ることができたら…」。誰もが一度は抱くであろう夢に、驚くべき実例をもって応える一冊が登場した。著名な手相家・西谷泰人氏に師事し、5000人以上を鑑定してきた著者けんたろう氏による『宝くじ当選者の手相』は、幸運を掴んだ人々の「手のひらの秘密」を解き明かす、かつてない手相のケーススタディである。

総額２億円超え！当せん者たちのリアルな手相

本書の最大の魅力は、机上の空論ではない、生々しいまでの「実例」にある。ページをめくれば、高額当せんを果たした人々の具体的な手相の図解と、その幸運を裏付ける線の意味が次々と現れる。

• 総額２億円超えを果たした人の「真っすぐな感情線」と「陰徳線」
• ミニロト＆ロト7で3786万円を手にした人の、マスカケ線に変わる可能性を秘めた手相
• 困難を乗り越え幸運を掴む「マスカケ線」と、九死に一生を得る「神秘十字線」

これらの実例は、どの線が、どのように金運に結びつくのかを具体的に示してくれる。自分の手のひらと見比べながら、幸運のサインを探す興奮は、他のどの手相書でも味わえないものだろう。

手相は変えられる。「幸運を育てる」という新常識

本書が単なる「幸運な相自慢」で終わらないのは、その根底に「手相は常に変化し、育てることができる」という、師・西谷泰人氏から受け継いだ力強い哲学があるからだ。

著者は、よくない手相は「危険を知らせるサイン」と前向きに捉え、行動することで運勢は好転すると説く。さらに、現代ならではの新しい解釈も提示する。

• 知能線＝金運：頭を使ってお金を稼ぐ現代では、知能線の状態が金運を左右する。
• 運命線＝社会貢献度：社会での貢献度が上がると、線も長く、濃く育っていく。
• 太陽線＝幸福の線：金運上昇に絶大な効果を発揮する、人気や名声の証。

これは、自分の手に幸運の相がないとがっかりするための本ではない。当せん者たちの手相を参考に、自らの金運を「育てていく」ための、実践的なガイドブックなのである。

夢を掴みたい、すべての人へ

『宝くじ当選者の手相』は、宝くじファンはもちろんのこと、自らの手で金運を切り拓きたいと願うすべての人にとって、希望の書となるだろう。

当せん者たちのリアルな手相から幸運の法則を学び、自分の手のひらという”畑”に幸運の種をまき、力強く育てていく。そんな、夢と実益に満ちた新しい手相の楽しみ方が、この一冊には詰まっている。